リアルタイム更新通知で便利な機能を活用する -気象庁地震情報ページ-

2022-2-112022-2-9
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ブログ第三回では一般的な構造のホームページの監視の事例紹介として「自治体の公募案件でリアルタイム通知を活用する 」をお届けしました。さて今回はシグナルウェブアラートにおける便利な機能のご紹介です。

昨今巨大地震のリスクが常に話題にあがり2011年の東日本大震災もまだ記憶に新しいところですね。2014年に政府の地震調査委員会が示したデータではマグニチュード8~9クラスの南海トラフ地震が今後30年で70~80%で起こるとされています。

日頃地震への備えや関連の情報には敏感でいたいところですが、このブログ記事では気象庁のウェブサイトを活用して地震の情報をどのようにモニタリングできるか、またシグナルウェブアラートならではの便利な機能を活用できるかご紹介します。


気象庁HPの地震情報ページ

気象庁の地震情報ページでは、日本近海で起こった地震の概要(発生日時、震央地、マグニチュード、震度)を発表しています。同ページの情報によると、地震の発生から3-4分ほどで概要が公表されています。地震が起きた際にまず確認するべきページですね。

地震の概要履歴を見ると、毎日数件、多い日では10件ほどの地震が掲載されています。地震を経験することは日常的にはありませんが、自分が知らない間に毎日震度1-2程度の小さな地震が起こっていることがわかりますね。

気象庁HP 地震情報一覧

地震情報ページでリアルタイム更新通知を利用する際の注意点

小さな地震は毎日頻繁に起こっていることから、震度1のような小さな地震の通知を受けてしまうと少し煩わしく感じてしまうかもしれません。

そんな場合、シグナルウェブアラートでは更新された内容にフィルターをかけることにより、フィルターの条件に当てはまる更新のみの通知をうけることが可能です。

今回の場合は、体感できる程度の地震である震度2、またはそれより大きな地震が発生した場合のみ更新通知を受けるように設定したいと思います。

シグナルウェブアラートのフィルター機能について

ここでシグナルウェブアラートのフィルター機能について少し説明したいと思います。シグナルウェブアラートでは、フィルターの条件として以下の種類を用意しています。

 ①キーワードを含む ②キーワードを含まない 
 ③~より大きい数値を含む ④~より小さい数値を含む 
 ⑤~以上増加した数値を含む ⑥~以上減少した数値を含む 
 ⑥~%以上増加した数値を含む ⑧~%以上減少した数値を含む 
 ⑨正規表現にマッチする表現を含む ⑩正規表現にマッチする表現を含まない

場面ごとの更新内容の状況に応じて設定したいですね。

以下が実際に更新通知にフィルター機能を設定してみた画面です。更新を監視するエリアに最大震度の項目を指定し、③を活用し震度「1より大きい数値を含む」、つまり震度2以上で更新通知を受けられるように設定しました。

監視エリアの設定 ※日時なども併せて設定してしまうと、フィルター設定の数字条件が日時に反応してしまう可能性があるため震度の数字のみをエリア指定
エリア指定後の通知条件設定画面にて「1」より大きい数値を含むの設定

地震情報ページにリアルタイム更新通知を設定してみた結果

設定してから2日が経過しました。初めて受けた通知がこちら。ホームページのチェックの間隔を1分ごとに設定しましたが、通知を受けた日時は2月9日17時54分で、地震の公表日時は17時51分なのでしっかりリアルタイムで更新を検知できていると言えます。※17時52分、53分のチェックでは更新が検出されなかったため、気象庁の実際のアップロード時間は17時53分以降だと考えられます

シグナルウェブアラートのメール更新通知


地震情報ページに記載のある地震の概要を見ると、午前に監視を始めてから最初にあった地震が14:41の震度1で、その更新通知は受けていません。
フィルター機能が正常に機能して震度2以上の地震の概要情報のみを拾った結果ですね!

気象庁HP 地震情報一覧


いかがでしたでしょうか。今回は「リアルタイム更新通知で便利な機能を活用する」と題して気象庁地震情報ページの地震情報において比較的大きな地震のみを更新通知受ける方法をご紹介しました。

ぜひ更新通知を活用して地震が起きた際、また余震情報の入手にご活用ください!


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